JOURNAL / 2026-06-18

記章を日常に置くこと

身につけるものは、声を上げずに世界の記憶を連れてくる。

Tシャツ、ピン、布、徽章。身につけるものは、造形物や書物よりも外へ出ていく。けれど、強く語らないものほど、日常に静かに馴染む。

記章は、作品名を大きく叫ぶためではなく、知っている人だけが気づく小さな印として残るときに美しい。

INSIGNIAとして収めるものは、生活の中に置いても世界の気配を壊さないものに限りたい。派手な主張ではなく、見過ごされるくらいのしるしとして。

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