JOURNAL / 2026-06-19

ELDEN RING OFFICIAL ART BOOK Volume I / II の違い

二つの巻は、同じ黄金の世界を別の距離から眺めるための記録として並んでいる。

ELDEN RING の公式画集は、ひとつの本で世界を閉じるのではなく、複数の巻に分けて気配を残している。Volume I と Volume II は、同じ狭間の地を扱いながら、ページをめくるときの距離が少し違う。どちらか一方だけで完結するというより、広い土地を二つの棚に分けて収める感覚に近い。

Volume I は、世界の入口に近い印象がある。人物、装備、環境、初期に触れる風景が多く、プレイを終えたあとでも最初の空気へ戻りやすい。祝福の光、甲冑の線、古い建物の輪郭を、もう一度ゆっくり見るための記録として置きやすい。

Volume II は、より奥へ進んだ場所の重さを持つ。敵、衣装、建築、異形の姿が厚みを増し、世界の裏側に沈んでいたものを拾い上げるように見える。先に Volume I を開いてから読むと、同じ世界が少し暗く、深くなっていく流れが分かりやすい。

日本語版と英語版のどちらを置くかは、読むためか、眺めるためかで変わる。けれど、この場所ではどちらも記録として扱う。Amazonへ出る前に、まずは詳細ページで巻ごとの性格を確かめる。外部リンクは、その先に置かれた静かな出口にすぎない。

JOURNALへ戻る